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必勝祈願祭とは、個人個人の力を十二分に高めた上で、さらに心の力を神様にお願いするべくお参りするものです。

春日神社のご祭神は、争いごとの発端を鎮め、その後の平和を統治するまでの過程全てを正しい本道へ導いてくれるものとなっております事から、必ず当神社へ、毎年、お参りいただけるチームや団体もあるほどです。

さらに増泉春日神社には、菅原道真公も相殿神としてお祭りされておりますので、体力のみではなく、頭脳を使った道筋のお導きにも明るいと言われております。

この必勝祈願際は、例えばロンドンオリンピックのサッカー日本代表も熊野那智大社(那智勝浦町)など熊野三山へお参りするなど、日本人として心の支えの一つにもなっており、社会集団のより良いつながりをさらに強く実感できるお祭りでもあります。

個人個人並びにチーム揃ってのそれまでの練習を神様の前で報告すると共に、試合でそれまでの力を十分発揮できる様お願いしていただきます。

 


 

必勝祈願祭の進め方

お参りまでの流れ
お参りの頃合い

一年を通しての必勝祈願のお参りには年初やリーグ開始前等にチーム揃ってお参りいただくことがよいでしょう。特定の試合がある様でしたら、その一ヶ月前程に揃ってお参りください。

個人技への挑戦には選手一人がみえられるのではなく、サポートされる皆様もご一緒にお参りいただけると良いでしょう。

受付

地鎮祭などで神職が居ない場合がありますので、お電話などで1週間程前までにご予約のお電話を願います。お電話でのご予約の際に、参列される人数(選手の人数等)をお教え願います。

当日は待合室にて、

・チームの所在地

・監督、選手代表のお名前

・生年月日

・スポーツ種目等

を、当社準備の専用用紙に記入、ないしは独自書式にて制作してください。

初穂料 参列なさる選手の人数を目安に、加賀地方ではだいたい一万円前後からのお心持ちかと存じます。選手一人一人にお守りの授与をご希望の場合は事前にお知らせ下さい。
参拝

お名前等ご記入後、こちらからご案内します。ご一同様揃って拝殿にお進みください。

拝殿での写真などの撮影は祝詞奏上の間はお控えください。それ以外はご自由にしていただいてかまいません。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)は神職が手渡した玉串をお供えし、

「二礼 二拍手 一礼」

のご作法にてご参拝ください。

お下がり 参拝の後に今回の必勝祈願のためにお祓いされた「お守り」を手渡します。必要とあれば選手の人数分ご準備も出来ます(一つ五百円)ので、事前にお知らせください。
写真撮影 お参りの後は皆様揃って拝殿外の石階段で写真撮影されることをお勧めしております。神職はお手伝い出来ませんが、集合写真を撮ることが集団行動にきっかけの一つともなるといわれますのでこの機会に是非一枚どうぞ。

・お参りには普段着ではなく派手でもない、お出かけ用の衣装をご準備ください。

選手の皆様はユニフォームを着てお参りいただいても結構です。

・冬場の殿内は大変寒くなります。選手並びに関係者の皆様はお体に障りのない服装をお考えください。

・選手代表の数人と、監督と、保護者代表数人に、玉串を奉り拝礼していただきます。代表者を事前に決めておいていただけると助かります。選手全員は選手に合わせて、保護者全員は保護者代表に合わせてその場でご一緒にお参りください。

・お参りされる方の中で足の悪い方がいらっしゃっても椅子を準備しておりますのでご心配無用です。

その旨お伝えいただければ拝殿の中でも立ったままお参りしていただけます。
・お参りは出来る限り一組一組別々で行いますので、多少お待ちいただく場合がございます。ご了承ください。


春日神社の必勝祈願祭

春日神社での必勝祈願祭は、地元スポーツチームのみならず広く金沢市から白山市に至るまで多くのチームがお参りにみえられています。

春日神社摂社に出世稲荷神社をお祀りしていることからも、その御威光の高さが窺えるらしく、お参りの後に赤鳥居をくぐり出世稲荷神社の前まで行くことによって、自らの心を落ち着かせ勝利への道を揺るぎないものにするといわれます。

また、玉串についております当社の紙垂(しで)は当社職員による手作りですので、玉串奉奠には各個人個人がその想いを世界で一つの想い願いとして神様の前に届けられると好評をいただいております。