New year routine occurrence
歳旦祭と新年奉幣祈祷
歳旦祭
1月1日 午前0時より
新年奉幣祈祷
1月1日 午前0時~午後4時頃まで
2日 午前8時~午後6時頃まで
3日 午前8時~午後6時頃まで
上記期間は社頭にて受付後、随時ご奉仕致します
歳旦祭は、古来より年・月・日が新しくなるお祝いのお祭りとされ、新しい年神様がみえられたことに感謝するお祭りです。
参列する氏子崇敬者の皆様をはじめとし、この国に住まう全てのご家族ご親族、そして皇室に至るまでの全ての人々の幸せと繁栄・平和を願う大切なお祭りです。
新年奉幣祈祷は、新しい年神様を無事迎えられたことを言祝ぎ、大神様に家族一同が平和であることを伝え、新しい年が良い年であるよう祈るお参りです。
斎主が各ご家族のお名前を読み上げる祝詞を奏上し、出来る限りご参列された全員に玉串を捧げてお参りしていただきます。
どちらも大変寒い中でのお参りとなります。
必ず温かい格好でお越し下さい。
にし料亭組合による舞初め奉納
にし料亭組合 舞初め奉納
1月3日 午前11時頃より
守るべき金沢文化には、古き良き日本家屋が軒を並べる茶屋街と、艶やかに雅を紡ぐ芸妓さんがすぐに思い浮かびます。
金沢の茶屋街の歴史は、藩主・前田斉広(なりなが)の頃から続いているとされており、その芸を現代にまで伝えている芸妓さんは、当社氏子である西茶屋街にて華やかな世界を保っています。
ちなみに、にしの芸妓さんは金沢の三茶屋街の中でも一番人数が多いことで有名です。
地域文化に根ざした神社こそ在るべき本来の姿であるとして、この西茶屋街の芸の一端をお正月に披露していただけています。
十年以上続くこの奉納行事には、参列される一般の方が多く見られます。
拝殿には約50人程度でいっぱいになってしまいますので、出来るだけ譲り合って美しい舞をご堪能頂ければと存じます。
補足:にし茶屋街の峯子さん乃莉さんは、日本全国津々浦々から演奏依頼が来る程のすばらしい伝統芸能の持ち主です。
その芸能とは、「一調一管」の名を持ち、小鼓と笛との“二重奏”という意味の伝統芸能です。
お二人は、芸に生きる道と厳しく向き合うことで、大切に文化を守って楽社います。
その技術の美しさは日本国内に止まらず、東京のイタリア大使館に招かれ、文化交流の一環として「一調一管」を披露されてもいます。(NHK金沢放送局より)
左義長は1月15日
左義長
1月15日 午前6時~午後3時頃まで
近年は成人の日の祝日に合わせて毎年日程が変わるところも多くありますが、当社は古来より変わらず1月15日に行っております。
どんと焼きやどんど焼き等と呼ぶところもあります。
お正月に年神様を迎えた注連飾りや門松を神社に持ち寄り、神主が祓い清めた炎で燃やし、迎えた年神様を高天原にお見送りする神事です。
この左義長には様々な言い伝えがあり、いくつかご紹介致します。
・この左義長の炎で焼いた鏡餅を食べると、その一年の息災が約束されるとされています。
・この炎で書き初めを燃やし、灰が神社の社殿や御神木を超える程に高く上がると、将来字が上手くなるとされています。(これは将来文国学に秀でるとも言われる)
・この神事で出た灰を持ち歩く、あるいは家の周りに撒くと、一年の間は病が入らないとされる。
これら言い伝えはありますが、現在当社ではお餅と書き初めの件が広く皆様に周知されています。
環境への配慮から、燃やしても良いものだけを投げ入れていただくようご注意下さい。
橙・串柿は生ものとして、針金・陶器などは不燃物として、各ご家庭で分別し個人で処理願います。
また時間を過ぎての持ち込みは大事故につながる危険がありますので、絶対に行わないで下さい。
節分には年男による豆まき
節分祭
2月3日 午後6時より
春日神社拝殿内にて 防寒具必須
子供達が一年健康であるよう祈願し、年男の方2人~3人に福豆を蒔いてもらう神事です。
豆の中には、少しですがお菓子を混ぜてあります。
子供達のために行う神事ですので、参加は小学校低学年迄ぐらいが宜しいかと存じます。
小さなお子様には必ず保護者の方が付き添っていただくようお願いしております。
もし、大きなお子様が参加される場合は、年下の子供達の規範となるよう礼節を持ってご参加下さい。
地域によっては、同日に追儺式と呼ばれる神事を行うところもございます。
鬼を祓う神事を追儺と呼びますが、宮中行事の一つに12月30日に行う追儺行事があり、この鬼を祓う行事と節分祭が合致して執り行われるようになったのではないかと考えられています。