御馬神社 (みんまじんじゃ)
minma shinto shrine
歴史とその変遷
当社の歴史は古く、延喜式九巻・十巻の神明帳に記載されている御馬神社が当社であると伝えられている。
しかし、中世後半に兵火による社殿喪失にあい、仮殿を作らなければならなかったなど波乱の歴史を持つ。この際に、氏子の村吏 宮本次郎兵衛氏 が神器や古文書を一時保管していたとあります。
明治39年12月には神饌幣帛料供進神社に指定されている。
現在の社殿は、拝殿・本殿・弊殿から成り、社務所手と水舎を備えている。
昭和40年には玉垣の整備が行われ、昭和48年には土地区画整理事業を受けその完成を記念して「社殿」「鳥居」「手水舎」「神馬」等を改新築できた。
昭和57年には老朽化の激しかった拝殿の瓦葺き替え工事が行われている。
当社の大きなお祭りには氏子総代はもちろんのこと、各氏子町会長が必ず参加し、地域住民の平和と安寧を祈っています。
当社の呼び名は「みんまじんじゃ」との呼び名が正式なのですが、地元氏子の皆様は古くから神社への尊敬と近しい想いを込めて「おんまじんじゃ」と呼んでいます。
神職がみんまじんじゃと呼ぶと、「まちがっとるがいね」と冗談を交わしているのが楽しい一時でもあります。
御馬神社 日本の神話から連綿と続く御馬神社の歴史 村田 正 著
ご祭神
保食神(うけもちのかみ)
高皇産霊命(たかみむすひのみこと)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
境内
境内には樹齢300余年を数えている欅の御神木が参道右手に立派に立っている。
この欅は昭和55年10月に、もう一本の欅が昭和56年3月に、それぞれ金沢市保存樹木に指定され正しくしっかり守るよう整えられています。
また、その名の表すとおり白い神馬の像が備えらている。
境内入り口から東側道路に面した外玉垣は昭和40年9月に竣工したものですが、石垣の造りのしっかりした立派なものです。
春の息吹を感じる御馬神社
お祭り
1月1日 歳旦祭
3月21日~22日 春祭
9月21日~22日 秋祭
11月25日 新嘗祭
お祭りの前に氏子の皆様には祭典奉納幣帛料を納める御初穂料の袋をお配りいたします。
これらのお祭りは、氏子の皆様のご家族の平和と今後の隆盛、また間明の里の安寧を願って、氏子総代をはじめ、各町会長から崇敬者の皆様まで多くのお力添えをいただき盛大に執り行われます。
氏子区域地図(間明町・進和町)
間明町及び進和町地内は全て洩れる事無く御馬神社の氏子区域となります。
地鎮祭や入居浄祓いなど土地に根付いたお祭りは当神社(春日神社)が受け持つよう決められております。
鎮座地 : 石川県金沢市間明町1丁目85番地
連絡先 : 各町会御馬神社総代まで。地鎮祭等のご質問は春日神社社務所へ。