新しい家に住み始める前に、これまでその土地をお守りされていた神様への感謝と、これから住む家族一同が何事もなく日々の生活を送れる様願うお祭りです。
地鎮祭をされた方は、多くの職人さん達の力を借りて美しい建物が建てられたことに感謝をする意味も込められています。
新築の家に組み上げられた建材に宿る神様達、料理の為の火の神様、生活を潤す水の神様、そして新しい家を照らす神様達に皆様揃ってお参りをしていただくと良い節目と成るでしょう。

入居清祓の進め方

お祭りまでの流れ
お参りの頃合い 新しい家に家具などを入れる前にお祓いをします。
入居される家の玄関前、ないしはリビングにてお祭りを行います。
お祭りの中で、玄関、火を使う場所、水回り、ご希望であれば各部屋、それぞれをお祓い致します。
受付 地鎮祭などで神職が居ない場合がありますので、お電話などでなるべく早くにご予約のお電話を願います。
受付のお電話では、お名前・現地ご住所・お祭りの場所の広さなど・参列者数・お供え物の有無等・神棚をお祭りされるかどうか等をお聞き致します。
出来れば現地地図のFAXをお願い致します。
初穂料 加賀地方では出張祭典となるこのご祈祷は、30,000円前後からのお心持ちかと存じます。
お供え物・祭壇・神棚等の準備等ご準備するものが変わりますので、一度社務所へお問い合わせ下さい。
お酒二升一組をお供え下さい。
一升はお清めのお酒としてお渡しし、もう一升は神社へのお供えをさせていただきます。
お祭り 写真撮影は祝詞奏上の間はお控えください。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)は神職が手渡した玉串をお供えし、 「二礼 二拍手 一礼」 のご作法にてご参拝ください。
お下がり 神棚を新たにお祭りなさる方には事前にご連絡を下さい。
神職がお札を持参することも出来ます。

・派手ではない普段着等でのお参りが好ましいかと存じます。

・お供えなどをご準備いただける場合は、季節のもの、旬のものをお供え下さい。

・冬場は大変寒くなります。お子様のみならず親御さんもご無理のない格好でお参りください。

・現地の状況及び当日の天候に沿ってお祭りをさせていただきますので、ある程度時間には余裕を持って下さい。

・現地の状況や当日の天候等によりお祭りが困難と感じられる場合にはご連絡下さい。延期のご予定にも対応させていただきます。


春日神社の入居清祓

一般的には知られていない入居清祓のお祭りですが、昨今は重要な人生儀礼の一つとして考えられることも多くなってきました。

これまでは一家の城は土地を買って家を建てていましたが、昨今は建て売り住居やマンションへの入居も多くなってきています。

特に、核家族化が進んでいますので、その家に住む家族の人数は昔の大家族と比べるとかなり少なくなっており、いつ何が起こるか分からない社会情勢も迫ってきてしまいました。

だからこそ、どんな形にしろその家に住み土地の神様と家の神様にお守り頂くべく入居の清祓いを行うことが増えてきています。

神棚のお祭りをする予定のないお宅にもお祓いのご奉仕に行かせて頂きますので、先ずは社務所までご相談下さい。