自動車清祓_平成30年

driving safety player

 

新しい道具を手にした時には神様に報告し、その道具の扱いに間違いが無い様に、そしてその道具による成果が十分に発揮される様にと祈願することは、扱う道具に対して感謝の気持ちを持っている皆様にとって至極普通の想いでしょう。

この車のお祓いも、道具の内に宿る神様と使用する自分自身が、当社の神様の仲人によってより強く信頼関係で結ばれ、これからの交通安全を祈るお参りに他なりません。

車社会の加速する現代において、同乗者のみならず帰りを待つ家族親族や友人知人に至るまでの命と心を預かるそのハンドルは、運転技術だけではなく心の有り様によっても取り扱いが大きく変わってしまいます。

運転するその心が激しく乱れぬよう願い、もしもの時には車の中に置かれたお守りを見て心を安らげる一助になれるように、是非とも当社に参い出でて心をお誓い下さい。

車のお祓いの進め方

お参りまでの流れ
お参りの頃合い

新車や中古車にかかわらず、新たに車を購入した時にお参り下さい。

また不慮の事故などに遭い、車を整備し直した時等には是非お祓いを受けていただける様お勧め致します。

受付

一年365日毎日お祓いは受け付けておりますが、地鎮祭などで神職が居ない場合がありますので、お電話などで1週間程前までにご予約のお電話を願います。

当日は待合室にて、住所・お名前・車のナンバー等、を専用用紙にご記入ください。

初穂料 加賀地方ではだいたい五千円前後からのお心持ちかと存じます。
参拝

当社でお祓いを受けられる場合は、先ずお祓いを受ける自動車を手水舎の前に神社に向かって真っ直ぐ止めて下さい。

その後、待合室にて氏名・車のナンバー・住所等をご記入いただき受付を済ませて下さい。

こちらからご案内しますので、拝殿にお進みください。

拝殿での写真などの撮影は祝詞奏上の間はお控えください。それ以外はご自由にしていただいてかまいません。

お参りの次第の中で神主はお車のお祓いを致します。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)は神職が手渡した玉串をお供えし、

「二礼 二拍手 一礼」

のご作法にてご参拝ください。

お下がり

参拝の後に今回のお車払い(交通安全祈願)の為だけにお祓いされた「お守り」を手渡します。

肌守りは当社職員が心を込めて作った手作りのお守りです。

大切に、肌身離さず身につけていただける様お願いしております。

車に貼るシール型お守りなどもこの時にお渡し致しますが、お車のデザインへのこだわりもあるかと存じますので貼らなくても結構です。

くれぐれもお子様の口に入らないようにしてください。

・お参りには運転者ご本人様以外に、ご家族やご親族の皆様がご一緒にお参りになられることをお勧めしております。

・お参りになる際の身だしなみは、ある程度整った普段着で結構です。

・冬場の殿内は大変寒くなります。ご無理のない格好でお参りください。

・お参りされる方の中で足の悪い方がいらっしゃっても大丈夫です。

その旨お伝えいただければ拝殿の中でも立ったままお参りしていただけます。
・お参りは出来る限り一組一組別々で行いますので、多少お待ちいただく場合がございます。ご了承ください。


春日神社の自動車のお祓い

春日神社のご祭神は、心を安らげ、正しい考え方の下真っ直ぐ歩める様ご助力いただけることとして有名です。

転じて、新しい車でも、何事もなく、意のままに扱える様になると言われております。

また、車に貼るシール型のお守りが有名で、以前の菱形のシール守りを金沢で最初に取り入れたとも言われています。現在は、その菱形を取り入れつつ、光が真っ直ぐ右上がりに進む様を表した、安全と隆盛を願うデザインのものに進化しております。

当春日神社は参道が循環型になっており、新車でのお参りも心置きなく進めるという点も愛される所以の一つとなっています。

車を運転なさる全ての方が、安全運転の心持ちを等しく持っていられればよいのですが、人間ですのでそうも言えません。

そんな中、カッと来る時でも車の中にあるお守りを一度見て、落ち着きを取り戻せると言うだけでも無事故無違反への大きな一歩となることは間違いありません。

金沢市は交通ルールに対する関心の低い土地でもありますので、是非当社へお参りされて、運転するハンドルに誤りの無い様お誓いするこのお参りをお勧め致します。