yonehiyoshi shinto shrine
歴史とその変遷
日吉社と呼ばれ親しまれてきていた当社は、明治12年10月15日に関係官庁の許可を得て米日吉神社と改称した。
このお社の創建の年代は定かではありませんが、天仁元年(1108)鳥羽天皇の時代に仏教徒により当社のご神体が一時搬出されたとの口伝が言い伝えられている。これより推測すると、当社の創建は天仁元年(西暦1108年)以前と言うことになり、この地に神社が奉賛されてから900年を超えていると言えます。
このお社も、藩政時代以降増泉の田中宮司社家が代々ご奉仕させていただいてます。
明治5年には村社に指定され、明治43年には神饌幣帛料供進神社に指定されています。
しかしながら長年の風にさらされてその社殿は老朽化が激しくなり、そして昭和39年10月に、米日吉神社建設同盟会を発足させ現在の社殿建設に至ります。
ご祭神
大山咩大神 (おおやまくいのかみ)
大己貴神 (おおなむちのかみ)
境内
昭和39年10月に改築された社殿です。
一見して分かるとおり、石川県内でよく見られる神社仏閣の造りとは異なり、入母屋合掌造りとなっている。
またこの社殿はコンクリート造りとなっており、当時としては画期的かつ最先端の技術を用いて造営されたことがうかがえます。
今現在もその「神社を大切にする」地元氏子衆の願いは強く残っており、毎月の月次祭や恒例祭典にと多くの方がご参列、ご参拝に見えられることで有名です。
子供達の神社への関わりも活発で、金沢市内でも少なくなりつつある子供御輿行列の伝統を守る為に、町を挙げて取り組んでいます。
おかげさまで、お祭りの際に出御される子供御輿には、子供達はもちろんのこと多くの父兄保護者の皆様が付き添っていただけており、車社会が進む町中でも安全にその御輿行列が進行されています。
お祭り
1月3日 |
歳旦祭 |
2月22日 |
鎮火祭 |
3月13日 |
祈年祭 |
4月14日~15日 |
例祭・春祭 |
9月敬老の日の前日 |
秋祭 |
11月23日 |
新嘗祭 |
お祭りの前に氏子の皆様には祭典奉納幣帛料を納める御初穂料の袋をお配りいたします。
これらのお祭りは、氏子の皆様のご家族の平和と今後の隆盛、また米泉の里の安寧を願って、総代・奉賛会をはじめ多くの皆様のお力添えをいただき盛大に執り行われます。
氏子区域地図
米泉地内は全て洩れる事無く米日吉神社の氏子区域となります。
地鎮祭や入居浄祓いなど土地に根付いたお祭りは当神社(春日神社)が受け持つよう決められております。
鎮座地 : 石川県金沢市米泉町8丁目126番地
連絡先 : 春日神社社務所 もしくは 各町会を通じて米日吉神社氏子総代会まで