子育ての現実を垣間見る

  • 禰宜
  • 13 5月 2017
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ワンオペ育児

お母さん一人で子供の面倒を見ることを、”ワンオペ育児”と呼ぶそうです。

たった一人で全てをこなさなければならなく、とても大変。

旦那さんがいらっしゃったとしても、仕事で疲れて遅くに帰ってくるので、手助けは期待できない。

そんな辛いお母さんを一言で表した言葉だということです。

 

不思議ですね。

 

説明しなければわからない新語造語を以てしてでも伝えたいことだというのでしょうが、大多数の方は”育児は大変だ”と知っていますし、「お母さんは偉大だ!」と心から感謝しています。

おそらくこれは、当のお母さんにこういった周りの気持ちが伝わりきれていないのではないでしょうか。

それほどに、現代社会は相手の心を慮る時間すら、無くなっているのでしょう。

ただただ自分の考えだけを多くの人間に知らしめても何の解決にもならないのに。

実際のお母さんは、ワンオペ育児を知って欲しいのではなく、ヒトリで頑張っている自分を褒めて欲しいのではないでしょうか。

そして、どうか多くの方に、お手伝いをして欲しいと考えているのではないでしょうか。

それはもちろん時分の為でもあるでしょうが、お母さんが一時でも楽になることは、子供にとっても大切な時間だと実感しておりますので、「子育ては嫁の仕事だから知らん。」などとならないようにしたいものです。

 

安産祈願に思う

当神社には、多くの方が安産祈願のお参りにみえられます。

禰宜がご奉仕申し上げます全ての”新お母さん”には必ずお伝えしているおはなしがあります。

「出産はどんなに時代が変わろうとも一人の人間が命をかけて行う大事である。
周りの誰がなんと言おうとも、人類の宝を創世するわけですから、どうかお心もお体もご自愛下さい。」

このようなお話しを、毎回毎回ご祈祷される皆様に向かって、直接言葉でお伝えするようにしております。

これは禰宜個人が実感した出来事でもありますが、出産というものはどんな女性でも気軽に出来ると勘違いしていらっしゃる方がとても多いのです。

産婦人科に行って美味しいご飯食べて帰ってくるだけだとでも思っているのでしょう。

医学が進歩したのだから、生まれて当たり前だとでも思っているのでしょう。

 

そんなはずはありません。

 

女性の多くは、自分の不安を隠す為に笑顔で分娩室に向かうことでしょう。

その姿を見送るご主人も、おそらく笑顔で手を振ることでしょう。

どこの産婦人科でも見られることでしょうが、正にそれこそが奇跡なのだと、皆さん実感していただきたい。

そしてその奇跡を築いてきたのは、他でもないお母さんなのだと胸を張っていただきたい。

 

お母さんが奇跡を守ってくれるから、旦那さんは奥さんを守る偉大さを実感でき、夫婦を守る家族は自分たちの社会的価値を実感できるのです。

私たちが摂り行う安産祈願という人生儀礼は、正に家族の未来をまっすぐに歩んでいただきたいと心から願うお祭りに他ならないのです。

 

春日神社の人生儀礼

春日神社では様々な人生儀礼のお参りをご奉仕しております。

戌の日以外でも安産のご祈祷をしますし、該当年齢でなくとも七五三のご祈祷をします。

これはご家族の都合に合わせてこそその本義を全うできると考えているからなのですが、足を運んで下さる方はそこまで畏まって考える必要はございません。

時間が作れたから来た。それだけで結構です。

 

また、世界中どこからお見えになろうとも、これを咎めることはありません。

近くの大型スーパーに買い物に来たついでで十分です。

それでも尚、神社の拝殿内で、同じ方向を向いて頭を下げご参拝いただく、たったそれだけなのですが、皆様の人生において忘れられない一時になることに間違いはございません。

 

しかしながら、一つだけお願いがございます。

現在ほぼワンオペ神主でご奉仕しておりますので、地鎮祭などで神社を空けていることも少なくありません。

出来れば一つ、お電話などで神主がいることをご確認下さい。

春日神社社務所 : 076-241-0701

 

それでは、神社社務所にてお待ちしております。

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