国造神社だよりNo.58

大きな傷跡残るもけが人なし

落下時期は不明ですが当時神社境内では獅子舞演舞を練習する子供達が居たとのことで、菅原神社に続く参道を示す石鳥居の社号額が落下しました。

現場を確認すると、社号額自体は粉々に砕け落下地点とおぼしき参道コンクリートには大きく傷跡が残っている状態でした。

おそらくここ数日の強風が原因であると考えられますが、経年劣化を合わせて疑わなければなりません。

国造神社総代会発行の国造神社だよりもこの急報を氏子全域に伝えております。

国造神社だよりNo.58
国造神社だよりNo.58

国造神社だよりNo.58(PDF)

現在は目印を設けてできるだけ人が立ち入らないよう促しておりますので、なるべく近づかないようご注意下さい。

規制線を張った国造神社境内(令和元年9月)
規制線を張った国造神社境内(令和元年9月)

石川県下の神社は歴史を積み重ねる中で総じて改修時期を迎えてきており、泉国造神社においても御奉賛いただく初穂料を元になんとか修繕を続けていっている次第です。

また、神社総代役員はもちろん、各町会や有志の方に名を連ねていただいております氏子総代の皆さんからお力添えを受けることで、春秋正月などお祭りのお迎えや、毎月行われる祭典の準備をお手伝いいただけていることで現在まで綺麗な神社を守り続けてきていることが強く認められています。

一重と言わず、十重二十重に篤い御奉賛をいただいているからこそこの荘厳な社殿が守られていますのが、近年の想像を絶する気象には対応できる範疇を超える場合もあることは確かなところ。

これからも、地元の皆様にお守りいただいてお社を後世へと受け継いでゆきますが、石造りの灯籠などに登ったりしないようお気をつけ下さい。

もし万が一、境内設備の倒壊など発見されましたら、氏子総代や春日神社までご連絡いただきますよう願います。

 

今回落下・破損した社号額は今後補修ないしは新調して元に戻される予定ですが、少しお時間をいただきまして実務面での準備が整い次第改めて掲げさせていただくことになるでしょう。

 

出来ればこちらも・・・

国造神社井戸_気になる傾き
国造神社井戸_気になる傾き

後ろに見えるマンションに水平を合わせています。

参道から離れていますので、余り近づかないようにして下さい。

斜塔じゃ無くて、斜井戸です。

国造神社_菅原神社鳥居_北側亀裂
国造神社_菅原神社鳥居_北側亀裂
国造神社_菅原神社鳥居_南側亀裂
国造神社_菅原神社鳥居_南側亀裂

国造神社だよりにもあった、鳥居の亀裂はこんな所です。

気になると言えば気になりますが、他の神社でも見受けられる程度の亀裂であるともいえます。

しかし、出来れば改修をしたいところに間違いはありません。

 

他にも境内の石垣など折を見て補修改修を進めていますが、予期せぬ外圧などで倒壊することが全くないとは言い切れません。無茶な遊びは禁止です。