野々市市押野周辺には、ひょうたんを以て芸術作品を作ってらっしゃる方がいらっしゃいます。
テレビでも何度か報道されておりますので、ご存じの方も多くいらっしゃることと存じます。
そんな押野地区の氏神様である、高皇産霊神社には、毎年お正月恒例の特殊授与品である破魔矢があります。
そして、その破魔矢につけられるひょうたんが、全てお手製の物なのです。
お手製ですから、毎年少数しか調製されることはなく、また高皇産霊神社のみでしか授与されません。
50本ほどの破魔矢ですが、全数毎年授与できているようで、各ご家庭の神棚や床の間にお祭りされているところをお見かけします。
この破魔矢は、毎年お祓いを受けており、神社総代会長が春日神社へお祓いを受けるため持参されることが常となっております。
この日も、総代会長さんが浄祓の後に玉串を奉りご拝礼いただき、来たるべきひと年にこの破魔矢を以て一家団欒と繁栄を、氏子崇敬者を代表してご祈願いただきました。