寒さが一気に広まりましたね。
神社のトイレは昼でも13度でした。
また今年も冬が来ます。
朔日詣
春日神社では毎月1日は朔日詣として、朝6時頃から拝殿を開放し、皆様に気持ちの良い月初めのお参りをしていただくべく太鼓を打ち鳴らしております。
毎月のことですが、ここ数年とても多くのお参りを頂くようになっております。
毎月ではないのですが、企業様が社員様揃ってのご参拝もあり、皆様にとっての心の柱として変わることなく建っていると気づかされます。
神社というものは、建物があれば完成というものではなく、必ずお参りに見える皆様が居て成り立つものですが、そのお参りの頻度は1日1回以上の方もいらっしゃれば10年に1度の方もいらっしゃいます。
しかし、その全てのお参りにおいて、皆さんのお気持ちはとても重いと感じます。
それは、どんな場合でも一生に一度のお参りといえるからです。
もうすぐそこまで近づいておりますお正月の初詣も、皆様の心の中には誰とどこの神社に行ったかが鮮明な思い出として残っていることでしょう。
お賽銭箱に投げ入れたお金の額は覚えてなくても、一緒にお参りした人は誰だか覚えていらっしゃいます。
お金の価値以上に、お参りすることそのものに、人生の中の大きな価値として残っているのですね。
神社神職や氏子総代各位、また氏子崇敬者の皆様は、どんな形であろうが、このような人々の思い出作りに一役買っていただけていると言うことです。
今だからこそ
ストレス社会が叫ばれている昨今、どこに行っても一歩下がることばかりが良しとされています。
というよりも、前に足を進めることは悪いことのように言われます。
そんな今だからこそ、神社にお参りしましょう、と言いたいのです。
どんな方でも、神社にお参りされる何かをお願いします。
そのお願いしている姿を見た方が、また何かをお祈りします。
願いをする姿に、周りに居る人々は心を癒やされております。
その心の癒やし効果は、どんどん波及していきます。
マイナスのことばかりが降りかかる今の時代の中で、無条件にプラスの気持ちが得られる場所はそう多くありません。
ポケストップよりも気持ちの良い場所ですよ。
どんな無理難題でも、良いことなら何でもお願いできるのですから、いくらでも、何回でも行けます。
お参りできる範囲内なら入場制限はないし、たとえ100人で来て全員の気持ちを乗せた10円を賽銭箱に入れてお参りしてても文句は言われません。
お願い事している隣の人をちらっと横目で見ててもまぁ良いでしょう。
子供さんと一緒に神社に来て、子供がぱんぱん手をたたき続けても、それもまた良し。
色んな楽しいことが皆さんの中に残ります。
それが、氏神様の面白いところでもあり、暖かいところでもあります。
寒くなってきた今、家族や恋人の温かみを感じてみませんか。
人付き合いが難しくなってしまった企業さん、是非神社にみんなでお参りして下さい。
自分以外の方がお願いをする姿を、是非見て下さい。
デジタルでは残らない思い出を、春日神社はこれからも大切にしてゆきたいと考えております。
また、七五三のご祈祷を受け付けておりますが、お子様がご祈祷中に泣き叫んでも大丈夫ですよ。
祝詞が聞こえないぐらいの大声でも、のんびり泣かせてあげて下さい。
元気な泣き声なら大神様は面白く聞いてくれてます。
ただし、神社の中はとても寒いので、寒さ対策だけはしっかりとして下さいね。
安産祈願に見えられる方も同じく、お体が冷えないよう温かい格好でご来社下さい。
さて、また。