野菜教室開催へ
昨年大好評であった野菜教室が、今年も開催される見込みとなりました。
様々な交易から食料を調達する事ばかりに目がいっておりますが、本来同じ土地に住み生活を続けるという事は、農作からは切り離す事が出来ないと考えられております。
出来る限り食物をその土地で育て、地産地消で美味しいものを皆で安く分け合うものです。
その上で余剰が生まれれば、交易へと回して生活をより豊かにするよう励む、と。
このときに、一人の力で全てをするのでは無く、地域が一体となって生産と消費に取り組む事で、より良い品質の食材が食卓へ並ぶ事となるのでしょう。
通販で購入して玄関口までお野菜が届く、それだけでは生まれない豊かな人と地域の繋がりを育むのが、こういった野菜教室でもあるのでしょう。
だからこそ、昨年は大きな反響を呼びました。
その野菜教室が、今年は現段階の計画で3回の開催が予定されているようです。
このホームページを書いております筆者も自宅でプランター菜園を行っておりますが、なんだかんだかなり難しいもので。
なんとかナスを育てられたのみで、他はほぼ形だけの野菜しか育てる事が出来ておりません。
昨年はトウモロコシにチャレンジしましたが、食べられるサイズのものには育ちませんでした…。
現代社会において、消えゆく農地はどこに行っているのか、思いを馳せた時に、各家庭のプランターへと場所を移しているように感じます。
ご先祖様が磨いてきた技術と知識を後世へ伝えるためにも、この野菜教室を皆が上手に活用できれば、より良い結果へと導いてくれるように感じられます。
泉生産組合だより、82号が発行されました。