令和の御代になって初めての祈年祭
世の神社の多くで行われている今年の祈年祭は、令和になって初めての祈年祭であることでしょう。
本日西金沢の八幡神社で行われたお祭りも、令和初の祈年祭でした。
氏子区域の全ての方の安寧を祈念すると共に、これまで大役無く過ごせた旨を大神様へとご報告し、できる限りのお供え物でお祭りを盛り上げてくださいました。
祭りの後の直会にもたくさんの方にご列席いただけ、1時間強氏子の皆様とお話しできたことは毎年の事ではありますが宮司にとって幸せな時間であった事に間違いありません。
皆様の笑顔が見られるこのひと時を宝として、これからものんびりご奉仕を続けて行きたいと、帰る車の中でぼーっと考えておりました。
空を見上げれば青く広がる空に、お社の大屋根がきれいに映っておりました。
摂社:子安神社の安全祈願祭
は自慢神社の摂社としてご鎮座座します子安神社は、子宝の神様としてのご奉賛もさることながら生まれる子供たちに厄災無く豊かな人生を歩んでほしいという記念を込めて現在に至りお祀りされております。
出産がまさに生死を賭けた一大事業であった江戸時代よりお祀りされてきているとされるこのお社は、子を想う親の強く切なく、また温かい気持ちが根源であることは間違いありません。
世が移り、医療の発達を見てもなお、女性だけができる人生の一大事である出産は、命懸けの行事であることに変わりはありません。
安産祈願とは、この一大事に手を差し伸べる家族や親族がいるんだという処を新しくお母さんになる女性本人に知っていただく行事でもあります。
どんなに頼れる旦那さんでも、仕事で手が離せない場合もあります。
そんな時に助けてくれるのは、安産祈願に一緒に足を運んでくれた方であることでしょう。
出産は一人で行うものですが、助けがないものではありません。
また、手を伸ばせばその後の育児のお手伝いもやぶさかではない方がたくさんいるはずです。
新米お母さんが問題に突き当たった時には、安産祈願に来てくれた方に相談されることもよいことです。
子安神社は、そういった家族のつながりと安寧への足掛かりを築くべく今もご鎮座されているのですから。
<増泉春日神社では、一年を通じて安産祈願のご祈祷を受け付けております。お気軽にご相談ください。>