液晶テレビを売っていた頃

  • 禰宜
  • 31 10月 2015
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家電販売のイロハのイも知らぬ、家電店入社当初の頃、液晶テレビコーナーも私の担当売り場側にありました。

商品知識などまだまだ無かった私は、あまりその近くには近寄らない様にしていたへっぽこ社員でした。

それでも、1インチのテレビが2万円とかしていたのですから、今考えたらものすごいことです。

20インチのテレビが数十万円で売っていた頃のお話しですけど。

そして当時から、液晶と言えばシャープでした。

そのシャープさんですら。


 

シャープさんの液晶事業は、単体で成果を上げていたわけではありません。

複数の企業と国家的プロジェクトが折り重なって造られたのが、世界の亀山モデルの液晶パネルです。

当該技術が気軽に漏洩してしまっていたことも悲しむべきですが、以降の高付加価値パネルの売り方についても色々と悩ましいところはありました。

液晶パネルであっても完全な漆黒を表現できる,そんなパネルは、当時プラズマディスプレイでしか表せないものでしたし。

色素4色も面白い試みだった。

画質向上の全てが後手に回ってしまったことが本当に悔やまれます。

それら含めて、複合産業隊での成果が、液晶パネル事業だったのです。


 

愛すべき、正に愛するべき日本国挙げての事業であったシャープさんの液晶事業ですが、今回惜しむらくも手放すことを検討なさっているという記事が散見されます。

亀山工場の見学に行ったこともあります。

営業の方と色々話をしたことも覚えています。

販売ノルマなんて言葉も思い出されます。

シャープさんの液晶事業、大切にして頂きたいなぁ…。

 

 

といったところで、また。

 

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