一般的に、農家さんの苦労やお仕事は知られなくなってきました。

40歳前後以上の方は、小学校の授業で田植えから稲刈り・精米までを当たり前のように学校の授業で行っていたかと存じますが、現在ではおそらくほとんど実地授業はありません。

都市部に田畑が無くなったことも原因としてあげられますが、そもそも授業時間が短いため実地に割ける時間が短いということもあります。

お米は海外から買えば良いなんて意見も散見されますが、日本のお米の品質は世界に誇れる物である事を忘れてはいけません。

日本の資産は、埋蔵鉱物や化石燃料などでは無く、人の手が作り出す全ての物なのですから、手軽にその資産を手放すことは得策では無いでしょう。

その一つであるお米の生産に真正面から向き合い、より良い米を、より良い品質と量で作り出すことを目指している農家さんは、皆さんのそばでもたくさんいらっしゃるのです。

未知は既知への希望ですが、無知は廃退への第一歩。

皆さんのそばにある田んぼのお米にも、多くの方の力を結集して稲穂が実ることをお見知りおき下さい。

 

泉地区の田植えが始まるとの一報が届きました。

 

泉生産組合だより 74号(PDF)