平成28年初めての、泉の国造神社氏子総代会報が発行されました。

金沢市第一消防団 野町分団さんの元旦奉納裸放水の様子が大きく掲載されております。

毎年何気にすごいなぁ、と感心しているだけで見ていらっしゃる方も多いかと存じますが、この「金沢市第一消防団 野町分団」という一団は、とてもすごい人たちの集まりだったりもします。

消防団の皆さんがプライベートの時間のほぼ全てを費やして、日夜訓練に励んでいることは皆様ご存じのこととでしょう。

そんな彼らには、「石川県ポンプ車操法大会」なるものが毎年行われており、それはポンプ車の操る方法やホースをとどまることなく前線へ繰り出す技術を競うものとなります。

数多くの分団が参加して火災救助の最前線を担う技術大会ですから、熱気と迫力には圧倒される部分もあると聞きます。

ましてや、家族親族と遊ぶ時間すら削り、研磨されたその技術に対する集中力たるや言わずもがな。

想像を絶するものなのでしょう。

そんな大会で、平成27年に優勝した分団が、何を隠そう金沢市第一消防団 野町分団に他なりません。

当日皆様が目にした消防団の背中には、立ち上る湯気が見えたことでしょう。

現代社会においても決して無視することの出来ない気迫・努力・ど根性、それに加え、卓越した知識と経験が揃った分団といえるのです。

泉地区を中心とした地域は過密な住宅街が増えてきております。

しかし、こういった方々の努力を持って、平和が守られ、有事の際には迅速な救助消火活動が実施されているのですね。

また、今国造神社だよりには多くの御奉納についても書かれております。

こちらについては、当ホームページでは記事を分けてご紹介させていただきますことを先に記載いたします。

印刷・閲覧用PDFを下にリンクしておきます。

國造神社だより No.35(PDF)