昨日(2月8日)付けの北國新聞さんに、泉の街造りに関する大きな第一歩が掲載されておりました。
泉、泉本町、弥生および周辺地域の氏神様としてご鎮座坐す国造神社ですが、氏子並びに崇敬者様方の敬神の念は大変篤く、また旧北国街道沿いに立地することも相俟って歴史の深い神社として親しまれ、大切にされてきております。
この国造神社、過去を遡るとその歴史は千年を超えて綴られ、人々の生活に密着し、時代の繁栄を祝い、地域の象徴として変わることなく、今日に至っても広く鎮守の社としてお祭り毎に神旗が翩翻と翻っております。
しかし、近代の都市開発においては道路整備等の諸般の事情を受け、これまで神社を中心として繁栄してきた当該地域には若干の陰りが見えられると憂いを発言する方が増えてきておりました。
そこで今回の第一歩につながります。
旧北国街道いずみ界隈を考える会 発足
日本全国地域の高齢化と衰退に関しては難問が積載されているわけですが、積み上げられたこれらの問題の一つ一つは解決不可能な物ばかりではありません。
ただ、ちょっと面倒なだけなのではないでしょうか。
この面倒事をどうにか出来る余力が無い場合が、往々にしてあるわけです。
そこで、旧北国街道いずみ地域周辺を中心としたこの会の発足に至るわけですが、先ずは第一歩を踏み出そう、と。
誰かがどうにかしてくれるのを待つのではなく、早朝から深夜まで仕事漬けの方に頼り切るのではなく、地元で平和に生まれ育った人々や、愛する家族とともに移り住んできた人々等が力を合わせるのだ、と。
生まれ育った地域を知るからこそ後世へと伝える宝を知る、その知識や伝統を誰が伝えるのか。
こういった知られざる良い宝を多くの方に知っていただきたい。
こんな想いも、あるのでしょう。
現代社会は個人主義を以て排他主義が広く伝わっておりますが、狭い日本では互いの協力と寛容な許す心なくしては平和な社会に向かえません。
ただただ欠点や粗を探して糾弾するのではなく、美徳を讃え合えることで悪徳を祓うことが良いのではないでしょうか。
今後のいずみ、弥生地域がさらなる発展と繁栄を得ると共に、暖かい平和な社会に向かって歩み続けられることでしょう。
ということで、国造神社だよりNo.37、発刊です。
ダウンロードはこちらからどうぞ。(PDF形式ですので、印刷して多くの方にご覧いただけると幸いです。)