春日神社の井戸水を使って作られた氷室まんじゅうが、期間限定で販売されております。
氷室まんじゅうの歴史は昨年の記事をご参照頂くとして、おまんじゅうを作って下さる和菓子屋さんの特技の一つをご紹介。
神社のお祭りには、一重ねのお餅が欠かせません。
金沢市内では、お正月に紅白一重ねのお餅をお供えしますね。(全国的には白白の重ねですけど)
このお餅、各社美味しさが違うのは、もうすでに周知の事実ですが、神社では多くのお餅のお供えがあるため、この重ねのお餅を「つきなおし」して、美味しさを取り戻し皆で食します。
このつきなおしと言うものは、お供えして堅くなってしまったお餅をやわらかくして再成形することで、この際に、元のお餅がどのようなお餅であったかによってつきなおしのお餅も変わります。
そのお餅が、美味しいのです。
お正月の鏡餅を捨ててしまう方が見受けられる時代ではありますが、このように美味しさを取り戻す職人さんもいらっしゃいますので、食に対しての価値をもう一度認識して頂きたく思います。
なお、春日神社の地下水を使った氷室まんじゅうは下記お店にてお求め下さい。(神社での販売はしておりません。)
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販売所 : 生菓子 谷屋
販売期間 : 6月30日~7月1日頃まで数量販売次第終了
地図 :
前田藩縁のお菓子に舌鼓を打つ。
その甘味には、無病息災をそっと願う、「家族からの願い」も込められているのです。
是非ご家族で、楽しい一服の一時をお過ごし下さい。