限定品 野々市市の地酒「ichi椿」

石川県下でも独自の発展を続ける野々市市

全国人口密度ランキングなるものが発表されております。

これを参考にすると、平成28年4月1日時点での野々市市は全国790の自治体の中で90位(4,065.04人/km2)と、上位といっておかしくは無い位置に居ます。

また同様に面積ランキングも出ておりますが、野々市市は769位と大変小さな市といえます。

20年前の平成7年では3167人/km2となっておりますので、人口増加は顕著に表れております。(この時はまだ「野々市町」でしたね)

5年毎の国政調査によると、だいたい2000から3000人ずつ増加している傾向が昭和60年頃から続いているようです。

小さくてそれでも人がたくさん住んでいる野々市市ですが、いろんな面白いことをやっている市でもあります。

その内の一つに、産学官連携事業(産=市内酒造会社、学=石川県立大学、官=野々市市)というものがありますが、これによって初めて誕生したのがこの日本酒です。

限定品 野々市市の地酒「ichi椿」
限定品 野々市市の地酒「ichi椿」

ichi椿と命名されておりますこのお酒ですが、先述の通り産学官連携事業の賜物となっております。

野々市市ホームページによると、椿の酵母を用いて作られたとあり、不思議なお酒であることも分かります。

今年の荒川神社の月次祭には毎月奉納されます

月次祭の御奉納
月次祭の御奉納

野々市市二日市町の荒川神社では、本年に限り、月次祭の度にこのichi椿が奉納されております。

もちろん、祭典を行う際には必ず封を開けて、大神様にお召し上がり頂いております。

このichi椿は、アルコール度数13度と、少し低めです。

また、椿酵母を用いたからなのか、非常に飲みやすいお酒でもあります。

日本酒特有の口当たりでは無く、どちらかといえばカクテルやワインに似た、すっと飲めるお酒ですね。

大神様もお楽しみいただけていることと嬉しく存じます。

純米吟醸酒「ichi椿」詳細

純米吟醸酒 : ichi椿

原材料名 : 米(国産)・米こうじ(国産米)

原料米 : 野々市市産五百万石100%

精米歩合 : 55%

アルコール度数 : 13度

 

300ml瓶での販売となっているようなので、一合瓶よりもちょっと多く飲めます。

お酒が苦手で、でもワイン(白)は好き、なんて方にもおすすめです。

石川の美味しいお寿司と相性抜群です。(禰宜体験に基づく)

石川県の素材を十分に使い切ったお酒ですので、一線を画すお酒として自慢できます。

隠れた石川の銘品として、お土産にはもってこいかも知れません。

瓶がかわいらしいです。

でも、販売しているお店は少ないので、スーパーなどでは手に入らないかも知れません。

お買い求めは出来れば地元へ足を運んでいただけたりするとありがたいです。(でもネット通販も出来るので、下記にてご紹介。)

参考に、関連ホームページをご紹介しまして、一区切りとします。

 

野々市市「ichi椿」紹介ページ

加賀百万石の城下町金沢で創業より90年の酒屋『表酒店』ネットショップ
日榮 ichi 椿 【限定品】300ml