一般公開もされる予定です
地元情報を発信している各種ブログ様を拝見するに、どうやらこれは一般の方にとっても一大事の様子。
この時期の一般公開でもありますから、県内どころではなく全国各地から興味を持っている多くの方々が集まられるとの予見もあり、単発ではあるものの新幹線開業時を彷彿とさせる状況が予想されております。
このままですと、気軽に足を運んで家族でのんびりというわけにもいかないかもしれません。
ですので、予備知識収集とお祭り情報収集と興味本位と歴史探訪を兼ねて、少し下調べしてから今回の港フェスタ金沢2017に挑みましょう。
聞くところによると、「かが」と命名された艦船が金沢港へ近づくことは87年ぶりとのこと。(金沢まちゲーションさん調べ)
また、14日から17日まで当該海域に係留される様子ですが、どうやら写真家の方々も多く駆け付けるようです。
接岸するであろう大浜ふ頭もそうですが、対岸の大野からくり記念館なども別の意味で盛り上がるでしょう。
また7/16には金沢みなとの文化祭・金沢ベイフェスも行われるようで、この賑わいには俄然大注目なのでございます。
補給艦ましゅうを偶然見かけたときもその壮観さに喜んでおりましたが、今回はいったいどうでしょうか。
しかしながら、当方禰宜は、当日現地に出向くことができません。
もし、心優しい読者様で、とったお写真を分けていただける方がいらっしゃいましたら、是非お願いいたします!
たった一枚だけでも結構ですので、よろしければ当ブログメールアドレス(masuizumi.kasugajinjya@gmail.com)まで是非に!
先ずは港フェスタ金沢2017情報
一般社団法人 金沢港振興協会様が行いますイベントなのですが、毎年かなりの人気で、開催期間中の金沢港周辺は異様に込み合います。
たくさん情報はありますが、最低でもこのパンフレットは見ておいた方が無難です。
先の通り、周辺の交通渋滞は深刻なものになることが予想されております。
できる限りシャトルバスを利用するようにしましょう。
主催者案内はこちら
護衛艦「かが」の公開時間などは当日においても変更の可能性がありますので、主催者発表などをご確認ください。
この記事を執筆している現段階では下記の通りとなっております。
護衛艦「かが」一般公開日時(予定)
平成29年7月15日
10:00 ~ 16:00 (受け付けは15:30まで)
禰宜雑感:当日希望者が多い場合は待ち時間発生や早期締め切りもあると考えましょう。
また、熱中症対策は十分に準備をして現地に向かってください。
当日現地へ向かう方へ(主催者情報参照)
公共交通機関をご利用の方
公共交通機関でお越しの方 路線バス等で、石川県庁までお越しいただき
無料シャトルバス(石川県庁↔大浜埠頭)にご乗車ください。
-
運行時刻
- ◆往路(石川県庁シャトルバス発着場→大浜埠頭)
9:30~11:00(15分間隔)
11:00~13:00(20分間隔)
13:00~15:00(15分間隔)◆復路(大浜埠頭 → 石川県庁シャトルバス発着場)
往路に応じた時間で出発します。(15:00以降は随時運行)
最終便は16:30の予定です。
お車でお越しの方 下記の4箇所の駐車場をご利用ください。
臨時駐車場 1か所
シャトルバス運行臨時駐車場 3か所
<大浜埠頭 臨時駐車場>
10:00開場(予定)
(禰宜雑感:当日ほぼ確実に交通規制がかかります。それもかなりの広範囲になるでしょう。無料シャトルバスのご利用をお勧めいたします。)
<コンフォモール内灘 駐車場(シャトルバス運行)>
駐車場からの無料シャトルバスにご乗車ください。最終便を必ずご確認ください。
- 運行時刻
- ◆往路(駐車場→大浜埠頭)
9:30~15:00(10分間隔)
◆復路(大浜埠頭→駐車場)
往路に応じた時間で出発します。(15:00以降は随時運行)
最終便は16:30の予定です。
<金沢市ものづくり会館 駐車場(シャトルバス運行)>
駐車場からの無料シャトルバスにご乗車ください。
- 運行時刻
- ◆往路(駐車場→大浜埠頭)
9:30~15:00(30分間隔)
◆復路(大浜埠頭→駐車場)
往路に応じた時間で出発します。(15:00以降は随時運行)
最終便は16:30の予定です。
<石川県トラック協会会館 駐車場(シャトルバス運行)>
「金沢市ものづくり会館」駐車場(徒歩1-2分)からの
無料シャトルバスにご乗車ください。
禰宜雑感:金沢ものづくり会館へ徒歩とありますが、横断する道路には信号機はありません。(栗崎浜町信号まで歩かなければならない)会場から帰る車も多くあるでしょうから、十分にご注意いただきますよう願います。
港フェスタ金沢2017を伝える記事
北國新聞(7/12)にも掲載されておりました。(リンクは控えます)
護衛艦かが 2017年7月15日に金沢港に寄港へ!(金沢まちゲーションさん)
石川県と護衛艦「かが」
加賀の国の名を冠したヘリコプター搭載護衛艦「かが」は、いずも型護衛艦の2番艦として命名されました。
この謂れから、艦内神社には白山比咩神社の御祭神が御分霊として祀られ、護衛艦「かが神社」として命名されるに至っております。(祝・護衛艦「かが」就役 : 白山比咩神社)
石川県を天災から力強く守ってくださる白山の大神様が、その御霊を分けて護衛艦「かが」に祀られているのですから、どれほどの合縁奇縁があったにしても奇跡といえる結果ではないでしょうか。
国家国民を守るべく、威風堂々と佇み、どんな嵐になろうとも揺れ動くことなくその傘下に平穏を与えてくれることでしょう。
また、ロゴマークには加賀前田藩の梅が取り入れられたり、日本海の荒波を想起させるところもあったり、金箔や加賀友禅のイメージも取り入れられているとのこと。(海上自衛隊ホームページ)
少なからず地元とつながりのある護衛艦が訪れることはやはり大事であると言えるでしょう。
最近では、少年漫画誌に防衛大学校を題材にしたお話も掲載されるなど、自衛隊員の生活や活動がさも当然のように開かれてきております。
もちろん、隠すべき所もあるのでしょうが、広く一般社会へと歩み寄ってくれることで、より一層理解も深まるといえます。
近年は一年に何度となく災害派遣での出動要請もあり、その重要さは年を追うごとに増すばかり。
それでもなお、専守防衛を揺るぐことのない信念として持ち続けることはとても大変なことであると容易に想像できます。
防衛大学校第一期生卒業時に、当時の総理大臣吉田茂が残した言葉が、今でも大切に自衛官の心に刻まれているといいます。
【昭和32年2月 防衛大学校 第1回卒業式 吉田茂総理大臣訓辞】
「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。」
石川県が、自衛隊が、などという尺度で物事を考えるものも一興ですが、双方並び立ち、そのどちらも大切にされる世の中が続くといいものです。
私としては、多方全てが並び立つ世の中が一番だと、常に考えていたりしますが。
海上自衛隊動画紹介
海上自衛隊作成の「護衛艦「かが」命名進水式」
海上自衛隊作成の護衛艦「かが」引渡式の様子