国造神社 春季祭斎行
本年も、4月11日12日13日の3日間に渡って国造神社の春季例祭が斎行されました。
数日前にはひるがの高原で積雪が観測されるなど、4月に入っても冷気が戻ってきていた、とても寒い3日間でした。
10年ほど前には、まだ氏子区域の農家さんが日が落ちるまで働いていて、それから神社にお参りされる事から、夜九時前まで氏子総代の当番衆と神職が拝殿でお待ちしてきておりました。
しかし近年急速にそのお姿は少なくなり、ご家族連れでのお参りも土日でなければ見られなくなるほどになってきました。
現代のサラリーマンの皆さんは夜十時まで働いていらっしゃることも珍しくなく、それから神社へお参りというのもまた無理のあることと十分理解しております。
また夫婦共働きが当然ともなってきておりますので、昼に奥様がお参りされることも少なくなっているのでしょう。
隣近所のお付き合いが見直されるこの時代だからこそ、出来ることなら氏神様を中心とした共存社会が復古されればこの地に住まいされる沢山の方にとって有用な防犯防災地域となってゆくのですが。
理解しながらも、もどかしく見つめる瞳が総代手や氏子の皆さんの中にとても多く見受けられます。
今回のお祭りにも、初めてのお参りですとおっしゃって下さった方がいらっしゃいました。
これからも、先ずは絶えることのない神明奉仕を心がけ、皆様のお参りを心待ちにしております。
嘉永7年は、平成31年から振り返ると165年前。
個人ブログさんでも当神社について纏めて下さっているところがあると教えて戴きました。
つとつとのブログさん(国造神社についての特集記事)
是非一度ご覧下さい。
国造神社だよりは、下記PDFからダウンロード、印刷して下さい。
國造神社通信 No57(PDF) 掲載記事を改編することは、如何なる理由であっても許可しておりません。