疫病の蔓延を考慮し
令和2年4月18日午後6時現在、国内のコロナウイルス感染者数は1万人を超えたとの報道があります。
現段階においても、春日神社春季例祭は5月5日6日7日に変わらず行うとされておりますが、奉賀行事の一部が取り止めになっております。
恒例行事の内取り止めになったものは以下の二つです。
・子供太鼓行列
・謡仕舞奉納
5月6日の祭典及び氏子総代・奉賛企業による正式参拝は中止されておりません。
個人的見解として
春日神社禰宜および春日神社以外の十社会兼務神社宮司の個人的見解としてお伝えします。
この3日間のお祭りは、これまでも任意の方が時間を特定せず、各自お参りの為神社に詣でて戴いております。
また、神社拝殿は建具を外して解放されますので、3密に当たらない参拝状況は十分確保できることでしょう。
ですが、6日の祭典はどうしても人が集まってしまいます。
少しでもご理解いただけるようであれば、6日の祭典の時間は避けてお参りくださいますよう願います。
また、6日の祭典に恒例でご参集いただいている皆様も、今年はご参列を避けていただき、時間をずらしてご参拝くださいますよう願います。
今後、神社として正式な発表ができる可能性もありますが、取り急ぎこの場所でお伝えさせていただきました。
日々の通常参拝について
神社施設設備(特に木製のもの)を除菌できるアルコール除菌剤は神社にはありません。
設備に触れないようにご参拝ください。
参拝の際止むを得ず鈴尾などを触られた場合は、境内井戸水の蛇口などで手を洗ってください。
手水は、柄杓を使わず竜の口から出ている水で直接洗うか、当面手水のお清めをしないようにご配慮ください。
これにご注意いただければ、当神社のお参りはこれまで同様にしていただくことができます。
通常ご参拝いただける人数は密集が起こるには程遠いもので、境内に車を止めてお参りするのであれば余程の事がない限り人と会わずにお参りができます。
室内で落ち込んだ気持ちの転換もできる程度に閑散としておりますので、少しの時間であればのんびりできることでしょう。
必ずお賽銭を入れないといけないこともありません。
ただし、トイレの利用はお断りする場合があることをご了承ください。
併せて、御朱印やお守りの授与などにお答えできない場合もあります。
繰り返しになりますが、神社施設設備は完全な消毒ができません。
除菌シートなどを持参していただいたうえで、お帰りの前、車に乗る前に手を綺麗にしてください。
ですが、密集・密接・密閉とは程遠い状況ですので、これまで通りのご参拝ができます。
神社参拝という緊急避難
どうしても家の中で我慢できなくなった場合に、自然と触れ合える場所として近くの神社を思い出してください。
3密に気を付けて、森林浴ができることでしょう。
不要不急の外出は厳に慎むべきですが、精神の疲弊を我慢し続けることはできません。
家族に手をあげる前に、神社で手を叩いてお参りください。
そして、できるだけ有名ではない神社に行きましょう。(当神社は有名な観光地ではありません。)
まだまだ先の長い謹慎生活が続くことが予想されております。
心の避難場所として、神社境内を有効にお使いください。