七五三_後ろ姿

七五三のお参りをする年齢は

数え年

男の子

女の子

3 歳 (髪置)

平成30年 生まれ

平成30年 生まれ

5 歳 (袴着)

平成28年 生まれ

 

7 歳 (帯解)

 

平成26年 生まれ

お参りいただく年齢は数え年が基本ですが、絶対ではありません。

満年齢でのお参りや、兄弟揃ってお参りしたいから一年早いけど・・・など、去年はインフルエンザで出来なかったから今年とか、10歳のお姉ちゃんの七五三忘れてたからお参りに来ましたとか、様々にお参りに見えていらっしゃいます。

ご都合に合わせて祝詞も奏上致しておりますので、数え年は参考基準としてお考え下さい。

七五三_後ろ姿
七五三_後ろ姿

 

七五三のお詣りはする必要があるの?

元来皇室や貴族などに伝わっていた習わしを一般の方々が真似をして現代に伝わる七五三の儀式は、それぞれ別々の3つの儀式の総称となっております。

 

3歳で行う「髪置の儀」は、小さな赤ちゃんの頃はノミやダニ等がつかないように髪の毛を剃ってしまっていたのですが、自分の言葉で痒いや辛いを表現できるようになる頃を計らい髪の毛を剃る事を止めカミソリを置く儀式を意味します。

此を以て赤ちゃんの期間は終わり一人の人間として歩み始めるのですが、この様を神社拝殿で家族揃って行う事で家族にとっても一人の人間が増えた事を祝う儀式となります。

 

5歳で行う「着袴の儀」は、天皇から戴いた袴を初めて着ける儀式を言います。将棋盤から南に向かって飛び降りる行事も皇室に伝わっておりますが安全面を配慮してか一般的ではありません。

ここから男の子は家族を支え助けるお父さんと同じ立場になり、将来の大成を願って家族揃って支え合う事を心に誓います。

 

7歳で行う「帯解の儀」は、子供の頃の着物は着物自体に紐を付けた付け紐で和服を着ているのですが、この付け紐を解いて大人と同様な帯を巻く事に由来します。

ここで女の子は古くは内助の功を担う一人の女性として、現代ではお母さんを助ける一人の人間として、姿まで大人の女性を模倣する事でこの先の人生において輝かしき未来へと歩みを進められるよう祈願します。

 

これらを以て七五三と成りますが、現代においては一人の人間が成長する通過儀礼、人生儀礼の一環とされています。

スクスクと育つ我が子の姿を神社という不変不動の中で年を経て見ると、その成長には目を見張るものが必ず見られ、神社でお参りをするとより一層の幸せを本人は元より家族が大きく感じる事が出来ます。

また、お子様にとってはお父さんやお母さんとの貴重なハレの日の思い出となりますので、お子様が笑顔で過ごすにしてもご機嫌ナナメで過ごすにしても間違いなく一家の大切な思い出になります。

 

時にはお父さんがお仕事で来られなかったり、お母さんが第2子出産直後で来られなかったりしますが、それらも踏まえて「思い出」です。

 

七五三は個人としての初めての人生儀礼とも言われます。(初宮詣は両親が赤ちゃんを連れて神社に詣でる、両親のお参りと言われているため。)

是非大仰にお祝いをしてあげて下さい。

七五三_後ろ姿2
七五三_後ろ姿2

 

写真館で撮影する特殊な記念日

最近は写真館で撮影する方はその衣装に左右されるようですが、写真撮影の技術はカメラマンの皆様それぞれ様々です。

春日神社では境内での写真撮影は神様にとって嫌悪すべきものでなければ基本的に全て認めておりますので、境内での出張撮影などに対応されているところであればカメラマン帯同でのお参りも沢山されていらっしゃいます。

特殊な記念日を、特別なプロにお任せするのもまた記念でしょう。

 

最近は衣装の貸し出しを行っているところもあるようですので、11月に限る事なく家計に優しい時期にお参りいただいてもよろしいかと存じます。

コンタクトシーンさんやスタジオミミさんは春日神社や他の神社で境内写真撮影の経験があり、スタジオマリオさんは早期予約で貸衣装の値引きもあるようです。

素人では出来ない写真を残してくれますし、何より家族全員の姿を撮ってくれます。

何気にお父さんの写った家族写真は貴重です(いつも写真係だから)から、チョットお高くても子供達が結婚する頃に見返すと涙無しには見られない思い出の一枚になる事は確実です。

 

春日神社でお参りする際には

地鎮祭など社務や所用で神社を空けている事がままあります。

もしご予定が決まっているようでしたら事前にご予約も兼ねてお電話で神社の予定をご確認下さい。(TEL : 076-241-0701)

アピタさんでお買い物のついでや、今すぐお参りしたい等思い立ってのお参りも神職が居る場合であれば直にご奉仕しますので、先ずはお電話を戴ければ幸いです。

奉納金額は「お一人5,000円以上の初穂料をお納め」とさせていただいております。(お参り前の受付時に神職へ直接ご奉納下さい。)

団体様でのお参り(お子様10人以上)は撤下品の都合もありますので必ず事前にご連絡下さい。

感染症予防の観点から手指の消毒剤を常備しております。

神職も出来る限りマスクをしてご奉仕させて頂いております。

基本予約制をとっておりますので、他のご家族様と同一のお部屋で長時間居る事は少なくさせて頂いております。

試飲のコーヒーは紙コップでお試し頂いております。

できる限りの予防対策は進めておりますので、安心してご参拝下さい。