日ごとに春の日差しが強くなってきております。
国造神社でも、毎年のことですが、3日に渡る春祭り、春季例大祭が無事に斎行されました。
3日間毎日午前11時に祭典を行っておりますが、その中日である2日目には必ず氏子総代一同全員が拝殿に集まり、総代会長に揃えてお参りをすることが習わしとなっております。
地域社会から、明確な保全の意志を受けて守られている、崇敬の篤い神社です。
お陰様で、お参りされた方の中には、移り住んで来た方が始めてお参りになられるなど、古き良き神社文化を新しい人や家族に伝える事が出来ている様子です。
もちろん、この保全教化には、氏子総代の皆さんが弛まぬ努力をなさったおかげでもあります。
以下、宮司所感
「大正一四年に、この国造神社において、創立千百五十年記念式が行われております。
千年以上前から、変わらぬお祭りがされている、歴史と由緒ある素晴らしい神社の下、数多くの皆様が暮らしてらっしゃいます。そして、今日お参りされた皆さんは、その千年の歴史をさらに未来へと紡ぐお一人となりました。これからも、地域の住民からのお志を、同じ地域の住民が大切にし、これより先の未来へと共に歩んでいきましょう。」