平成27年 間明 御馬神社 新嘗祭 無事斎行
11月25日午後2時より、例年通りの厳粛な祭典が斎行されました。
毎年非常に寒くなってからのお祭りなのですが、今年は暖かい日でした。
写真手前にお供えされているお米は、地域氏子崇敬者の皆様が丹精込めて作られた今年の新米です。
勿論今では米作りを引退成された方もいらっしゃるので、その全てがそうであるかは宮司の知るところではありません。
しかし、今新嘗祭をお祭りする上で、皆が揃ってこれまで通りの感謝を大神様にお伝えするべく
新米をお供えして下さっております。
このお供えをするという一つの行動をとっても、配慮すべき背景が容易に思い浮かべることが出来ます。
新嘗祭は感謝のお祭りと言われておりますが、これは氏子崇敬者の皆様が心に描くことであって、神社神職にとっては自身を律し神道に正対すべきお祭りであるのです。
心引き締まる一時を、無事皆様と共有できた次第。
ご参列、ありがとうございました。
祭典の後に、随神様に左右で違いはあるのか?とお話しを戴きました。
それぞれにお名前が確定していることは基本的にはありません。
そしてこれらのお方が御神殿側に奉納されていることは、大神様のご神格を讃え誇りに思う者達が居た証左ともなります。
大神様を護る方という意味合いも在り、また、大神様にとっての大切な宝刀として存在しているのです。
今後とも是非大切にして頂きたく存じます。