なんとも懐かしいものです。
ドラクエ3発売日が、ちょうど学校の創立記念日で休日になってて、他の学校の生徒達が生徒指導の先生方に連れられていったり後日学校で問題になったりと大変だったことを思い出します。
禰宜は昭和52年生まれ、今年39ですから、小学校4年頃にドラゴンクエストが発売され、現代の子供達同様ゲームの虜になっていくわけですが、そのとても良い先生になったのがこのドラクエと、双璧を成すファイファンでした。
当時、ファミコンを持っているなんていうのはクラスで1人ぐらい。
その中でドラクエを買ってもらえたなんていう子はさらに少数となり、どれ程希少性が高かったことか。
そうすると必然的に友達が大挙して押し寄せる結果になります。
彼のうちに6,7人集まり、1人がプレイするRPGを見つめる。
レベル上げを皆でわいわい見つめる。
今のようにゲーム機が一人一台、ゲーム画面も一人一台、そういう環境では無かったのです。
思い出補正もあるのでしょうが、楽しい少年時代であり、またその面白さのひとつにはドラクエがある。
それほどに、我々”ファミコン世代”にとってのドラクエは重要なひとつのアイテムでしょう。
そのドラクエが誕生から30年も経った、と言うこと。
そりゃあ、自分も歳をとったわけです。
髪の毛は白髪で覆われ、市の集団検診ではγ-GTPが400前後で要病院といわれ。
やたらと涙もろくなり、やたらと過去を美化したがり。
立派な【おっさん】が完成しております。
そして振り返って思うのです。
ああ、ゲームばかりやってたあの頃に戻って、自分に言ってやりたい。
もっと勉強しろ、と。
もっとバスケで汗を流せ、と。
そう思いながら、当時の自分を思い出して、こうも思うのです。
「大人の言うことなんて聞きたくないね!俺はゲーム楽しいからゲームする!」と。
子供なんてものは、どれだけ時代が変わっても変わらないもので。
そして大人なんてモノも、どれだけ時代が変わろうとも変わらないモノです。
許さない、受け入れられない、そう言って排除するのでは無く、お互いが良い距離感を保って柔軟に関係性を築いて行くのが良いのでしょう。
だから、大人がゲームしてはいけないなんて言うのも、ごく一部の考えであって、ついつい今日発売のドラゴンクエストヒーローズ2をやり始めてしまってもしょうが無いはずです。
ええ、しょうがないはずです。
ドラクエ30歳のお誕生日、おめでとうございます。
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