自動車清祓_平成30年

ご神前でのお参りによって

新しく自動車・バイク・自転車等を購入した際や、自身の交通安全に向かう心の引き締めを図りたい際に、ご神前に詣でて拝礼することで心と体の区切りをしっかりと示す。

これにより、以降のハンドル操作・取り舵を誤ることなく生活を順調に邁進することが出来るとされています。

多くの方は、同時に道具でもある車などをお祓いすることで不慮の事故から身を守ってくれるよう大神様に願いを込めて清祓のお祭りを受けられています。

増泉 春日神社 交通安全浄祓

自動車清祓
自動車清祓

新車購入時に限らず、常のご奉仕を申し上げておりますので、一年に一度でも結構ですからご家族皆様でお参り下さい。

 

交通安全に向けて

春日神社でご祈祷を受けられた皆様には、出来るだけ交通安全のステッカーをお渡ししております。

中には複数回のお参りで沢山持っていらっしゃる方もみえ、自動車の車庫や自転車にまで張って下さっています。

交通安全ステッカー_平成31年
交通安全ステッカー_平成31年

この交通安全ステッカーを張って下さっている車は、折々で安全運転を最優先にしていただいております。

出来る限りの無事故に向けて、必要であれば遠回りや数多く休憩を取るなどのお願いなどご祈祷の後に社頭講話としてひと組ひと組に向けてお話しさせていただいています。

よく耳にする言葉かもしれませんが、特に昨今の大事故事例に見られるような悲惨な事態に陥って欲しくないため、ご参拝いただいた方の年齢問わず長話をさせていただいている次第です。

ステッカーのデザインにも、右肩上がりで光が上るように幸多かれと願いが込められており、この一枚の意味する安全平和に向けた願意は少なくありません。

 

子供達の安全を創出したい

増泉春日神社の鎮座する場所は、市内でも有数の交通量を捌く大動脈に囲まれており、また大型の道路が交差する危険度の高い交差点過去記事)も内包しております。

そして神社のすぐ側には中村町小学校もあり、子供達が神社の周りをよく歩いている独特の立地となっています。

だからこそ。

子供達が安全に過ごせる地域社会であって欲しいと、ずいぶん昔から社頭講話を続けてきました。

しかし、ここ最近のニュースはどうですか。

とても見ていられません。

起きてしまった事故にはもう心を痛めるばかりです。禰宜自身も車を運転しますので、何故だ、どうしてだと、心底悔しい。

正常に安全運転を担保できなければ車に乗らないという判断力が、きっと必要になってくる時が来るのかもしれないとも考えたりします。

 

交通事故で命を落とさなければならない子供達が居てはいけない。

そう願って止まないのです。

私の父(現宮司)にも、70歳を機に警察と直接相談してもらい免許返納をしていただきました。

 

春日神社で交通安全のご祈祷を受けると言うことは

安全運転に向けて心を正すことに他なりません。

 

たとえどんなに安全運転機構が進化しようとも、人がそれを忘れてもよいことは皆無で、一時でも人を傷つける可能性があることを自覚して欲しいと願います。

私が自動車免許の更新の際に言われたことを、今でも忘れません。

「あなた方は、人を殺せる道具を運転しているのです。

 これを忘れる人間に、自動車を運転する資格はありません。」

免許取得直後は理解できない言葉ですが、他者の幸せを少しでも願える程心が成長すると、心理であると自覚させられるとても強い言葉です。

 

春日神社で交通安全のご祈祷を受けられた皆様、これからお参りいただく皆様。

禰宜がご奉仕すると、無駄話のような神道講話がご祈祷の後にあります。

たった一時ですので、是非聞いていただきたい。

そんなに難しいことは、お話ししてません。

機械を過信しないでね。

自分を過信しないでね。

余裕のある運転こそ何よりの安全運転だよ。

そんな言葉を一言二言です。

 

そして、春日神社でご祈祷を受けた後は、

皆さん安全運転に心を費やし、一層の平和と安寧を皆で形作ってゆきましょう。

 

春日神社の交通安全帰島は、お参りいただいたご本人や関係するご家族ご親族はもちろん、以降の道すがらですれ違う赤の他人様に至るまでの全ての方の安全を願い祝詞を奏上させていただいております。

今一度自身を振り返り、是非ご神前にてご祈願いただけますよう。

交通安全器頭語の自動車
交通安全器頭語の自動車