金沢を長期滞在で楽しむ

金沢市内のホテルは新しいところも多く建設されており、宿泊先に困ることはほとんどなくなってきました。

また、金沢旅行も初めてではなく、二度三度と足を運ばれている方もとても増えている様子です。

北陸新幹線効果はもちろんですが、二度目三度目ともなると北陸地方に何かしらの面白味があるのだろうと見受けられます。

そんな中、二泊三日やさらに長い期間で食と文化を楽しむ方が徐々に増えてきているようです。

金沢が中心だと思っている地元の人も多いのですが、歴史を紐解けば犀川以北はどちらかといえば新しい街で、東大寺領横江荘等からわかるように戦国時代以前は犀川以南までが人々の住んでいた地域でした。(手取川周辺という方が良いのかもしれませんね。)

江戸時代に西と東の文化が入り混じることになった特異な場所が石川県の面白いところでもあるので、目を凝らすとまた面白みも増すのでしょうか。

当春日神社は、横江荘から犀川直前までの各神社を受け持っており、後藤家を歴史の中心に捉え書物を解いてゆくと金沢発展の礎として多くの人が生活をし街を作ってきた歴史が力強く見受けられます。

ひがし茶屋街や金沢城が発展する以前の歴史を担った場所の一つは、春日神社十社会の地域であるといえるでしょう。

こういった探訪はどうしても一泊二日ではできません。

腰を据えて、しかし少しお安く、だからと言って食文化は地物を取り入れること忘れずに、楽しく石川県に遊びに来てみてください。

 

ゲストハウスがとてもたくさん

古民家や豪商の暮らした住宅を改築したゲストハウスが、金沢市内では大人気となっております。

waoKanazawa_HANA
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人口減少の最中どうしても地方都市には若者が少なくなっているわけですが、活発な経済活動がある石川県としてもこの傾向は拭えず、若者が上京したのちの民家に空き家が多くなっているところは否めません。

しかし、増加する県外からの旅行者の皆様を受け入れるにちょうどよくこういった空き家が活用されています。

最近は、春日神社の例祭で泊まれるお宿を検索してくれるホームページなどもあり、面白いところです。

春日神社(石川県金沢市) 秋季例大祭周辺の宿・ホテル

また、こういった古民家再生からお宿として形を変えたところには、必ず神棚が飾られているようです。

この神棚にお祭りされる神符(おふだ)は地元の神社であったり、商売繁盛の神社であったりと様々で、春日神社の神符をわざわざ遠くから受けに見えられる方もたくさんいらっしゃいます。

国外からの旅行者さんなどは、住宅内に神様のいる場所があることは常識となっているお国も多く、日本の慣習とされる神社参りが手軽にできる神棚は日本文化の一端に触れる有り難い機会となっていると伺っております。

また、神社周辺での宿泊は早朝参拝の機会を得ることになるようで、大体9時から10時以降の開店のお店が多い中で貴重な朝の時間を有意義に過ごせると、楽しんでいただけている様子です。

 

長期宿泊の間に、近くのスーパーでやたらと鮮度のいいお刺身やカニなどを購入し宿泊所で楽しめると、ちょっと楽しくなります。(お財布的にも)

長期宿泊においてもう一つあると嬉しいことは、洗濯が出来、そして洗濯物が干せるかどうか。

アピタ金沢店の近くで宿泊されると、さも地元民のような「お泊まり」が出来るのではないでしょうか。

 

ちなみに、温泉に入りたい方は旅館に泊まられることもお勧めします。

でも、人工ですが温泉に入れる銭湯もありますし日本文化の一つ「番台銭湯」もあったりする増泉は、結構面白いところなのではないかと感じ始めております。