受賞作品展示
展示場所 : アピタ金沢店 特設展示場(1階 正面入り口側スペース)例年とは場所が変わっております
展示期間 : 8月22日 午前12時 ~ 8月25日 午後2時まで
表彰式予定
場 所 : アピタ金沢店 特設展示場(1階 正面入り口側スペース)例年とは場所が変わっております
日 時 : 8月25日 3時より
展示予定作品
全部門から選出された特別賞10作品
▼春日神社氏子総代会 会長賞
▼津田駒工業(株) 社長賞
▼北国新聞社 社長賞
▼アピタ金沢店 店長賞
▼中村町公民館 館長賞
▼中村町校下町会連合会 会長賞
▼中村町小学校 学校長賞
▼野町公民館 館長賞
▼野町町会連合会 会長賞
▼泉小学校 学校長賞
▼各部門(幼児、園児 ・ 小学1、2年 ・ 小学3、4年 ・ 小学5、6年)ごとの金銀銅賞
以上を展示させていただきます。
展示場所の関係上、佳作作品は展示できません事をご承知おき下さい。
受賞選定
受賞作品選定は、紺綬褒章も授章されていらっしゃる田井 淳さんにより行われています。
今回も70を超える多くの作品を前に特別賞10作品を選んでいただきましたが、やはり優劣をつけることは大変難しいとおっしゃっていらっしゃいました。
今年から、作品をできるだけ多くの子供達に描いていただけるよう期間を多く(7月21日から31日まで)とりましたところ、初日に20組ほどのご家族が見えられ画用紙を受け取って各々描きたいところを探して境内を散策していらっしゃる姿が見受けられました。
また、携帯電話やデジタルカメラ全盛期を迎えた現代らしく写真を撮って自宅に帰り、集中して絵を描く子供達が増えていることも本年多く見受けられた変化の一つでもあります。
これらの変化を、田井先生は時代の流れと受け止めていらっしゃるとお話しいただいており、「大人でもそういった絵を描く方もいらっしゃいますよ。」とのことでした。
それを踏まえて尚、たった2日間だけで神社境内に通い作品を仕上げた子供達が描き上げた絵にも、心の覇気が込められた色合いが出ているところは素晴らしいとみられます。
実は、写真で撮った画面を描く場合と、実際に現地で描く絵には大きく違いが見られるようです。
子供達が目で見た情報を2次元の白い画用紙に落とし込むときに、心情や感動も併せて2次元化することで色味や描く対象の大小等に強く表れます。
大きな鳥居に感動した子であれば、写真で撮られるよりも遙か大きく鳥居を描きますし、赤色の鳥居を描く際には実際の数とは違った本数で表現します。
目に見える以上の心の色合いが作品に投影されることは、親子の絆にとっては宝ともいえる至極の情報となるでしょう。
今回も田井先生は、捉える構図の妙や色合いを表現する筆遣いなど子供らしからぬ妙技を持つ作品に感嘆の念を述べていらっしゃいました。
また、各部門ごとの金銀銅賞にはその年代でどういったところに心動かされたのかを絵に描いてくれた作品に目を留められたようです。
さらに佳作作品に関しても、どの作品も絵を描くことの難しさと楽しさが滲み出ていてとても面白い作品が揃っていると見てくださっているようでした。
今回提出頂きました作品を描いてくださった子供達には、心より感謝を申し上げますと共に、これからも是非「絵描きさん」を楽しんで頂けると幸いです。
保護者の皆様にも、温かく見守って頂けました事、心より感謝申し上げます。